SEOツール「ウェブマスターツール」の活用方法をわかりやすく解説
2022年10月29日SEOツールであるウェブマスターツールを導入したものの、効果的な活用方法がわからない人も少なくありません。そこで今回は、ウェブマスターツールの主な機能や活用方法について解説します。
ウェブマスターツールの主な機能
サイト管理に便利なウェブマスターツールには、SEO対策に役立つ機能が多くあります。それぞれの機能について確認していきましょう。
HTMLの改善
titleとmeta descriptionに問題が発生したときに知らせてくれる機能です。titleとmeta descriptionはユーザーに直接影響を及ぼすので、Googleは重要視しています。サイトを運営するうえでHTMLの改善は効果を発揮してくれます。
クロールエラー
Googleのクローラーが発見したサイト上のエラーを知らせてくれる機能です。エラーが発生すると、サイト内を正しく巡回できなくなります。SEO対策を実施するうえでクロールエラーの機能があると効果を最大限に高められます。
ウェブマスターツールの活用方法
ウェブマスターツールの活用方法がわからない人もいるはずです。ここからは、ウェブマスターツールの活用方法を紹介するので参考にしましょう。
not providedを予測する
Googleアナリティクスの画面にnot providedと表示されることがあります。いわゆる「提供されていない」という意味で、サイトへの流入キーワードを把握できません。ただ、ウェブマスターツールを活用すれば、ある程度流入キーワードを探れます。
検索結果画面の最適化する
自社サイトの検索順位が上がっても、ユーザーにクリックされなければ意味がありません。いわゆるクリック率と呼ばれるものです。ウェブマスターツールでは、どのようなキーワードで何回検索結果に表示されてクリックされたのか確認できます。
ペナルティ予防をおこなう
ウェブマスターツールを活用すれば、ペナルティ予防をおこなえます。Googleは、信頼できる情報をユーザーに届けるためにブラックハットSEOを施すサイトを監視しています。
ブラックハットSEOとは、不正な方法で検索順位を上げることです。地道にSEO対策をおこなうサイトでも、無意識のうちにブラックハットSEOを施してしまうことも少なくありません。
このような場合は、ブラックハットSEOと判断されてGoogleからペナルティを課されることがあります。ペナルティの対象になるコンテンツがある場合は、ウェブマスターツールからアラートが届くので安心してサイトを運営することが可能です。
まとめ
SEOツールであるウェブマスターツールを導入すれば、not providedの流入キーワードを把握できたりペナルティ予防できたりなど、さまざまな活用方法があります。サイトを運営する際は、ウェブマスターツールをSEO対策に活用しましょう。